まるでテルマエ、Yrjönkatu Swimming Hall(ウルヨンカツスイミングホール)

Moi!

裏路地にひっそり佇む。という言葉が似合う、フィンランド最古の公共プールのウルヨンカツスイミングホール。
入口は入り組んでいて分かりにくい。
映画かもめ食堂のロケ地でもある。

マンションのような入口。

入口の雰囲気からもわかるように、ここは1928年開業の歴史ある公共プール。

この施設はすこしユニーク。
1階は25メートルのプールとサウナ、2階では、ラウンジ、レストランサービス、薪、スチーム、赤外線等さまざまなサウナを備え、4階にはプライベートサウナもあるという。
特筆すべきは、営業時間が女性用と男性用のシフトに分かれていること。
なぜなら、

すっぽんぽんで泳ぐことができるから!

水着を着用する必要がないのだ。

ホールのチケットは、1階のみと1、2階の両フロア別々に販売されている。
2階のサウナは午後からで、この日は時間の関係で1階のみの利用。

受付を済ませて、奥に進むと目の前にプールが現れる。

出典:Yrjönkadun uimahalli | Helsingin kaupunki

プールの横にロッカー。

服を脱ぎ、

本当にすっぽんぽんでいいんだよなと、念入りに辺りを再確認。

一糸纏わぬ男たち。

まじだ。

解放的にいざ出陣。

プールは3レーンに分かれている。
手前がSwimmer、真ん中がMiddle Swimmer、奥が歩くレーン。
最深部3メートルもある。

他の利用者に倣って、自由に利用できる、浮き輪のようなものを腰に装着し、水中ウォーキング。
建築美とプールを楽しむ利用者の光景は、まるで古代ローマのテルマエにタイムスリップしたかのような不思議な感覚に包まれた。

最深部3メートルは怖かったが無事完歩。

プールの奥のシャワー室両脇に低温と高温のサウナがある。
低温は稼働していなかったので高温のサウナへ。

電気ストーブで10人ほどが入れるこじんまりとしたサウナでしっかり温まった。
2階の薪サウナに入りたかったが次回に。

解放的なプールに
Kiitos.

Yrjönkatu Swimming Hall(ウルヨンカツスイミングホール)
https://www.hel.fi/helsinki/fi/kaupunki-ja-hallinto/osallistu-ja-vaikuta/ota-yhteytta/hae-yhteystietoja/toimipistekuvaus?id=41102
※プールタイル交換の修復工事に伴い、2023年4月現在閉鎖中。営業再開は8月28日。
また、全面改修を2024年に開始し2025年夏のリニューアルオープンを予定。

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