それでもしあわせフィンランド 芹澤桂


幸福度ランキングナンバーワンの国。

実際は?


サウナに入りに実際にフィンランドに赴き、短い限られた時間ではあったがフィンランドのリアルに触れた。

数週間の滞在から得た盲目的フィンランドをよりリアルな「Suomi(フィンランド語でフィンランド)」の日常を知りたくて、

著者がフィンランド在住のフィンランドに染まった日本人によるこの本を手に取った。



フィンランドの日常は日本に比べるとあらゆるサービス面や医療面で大変らしい。

フィンランドは人口550万人の小国であるし、冬は日照時間が短く自殺率も高い。うつ病になってしまう人も多い。

自然は多いけれど、娯楽は日本に比べて少ないと思うし、人によっては刺激の少ない、つまらない国と感じるかもしれない。


当たり前だが、

幸福度ランキングは個人のしあわせとは別もの。


これまで私が出会ってきたフィンランドは今のところ、それほど「幸福度ランキング」を気にしている風ではないし何かの間違いだと鼻で笑っている人の方が多いが、

芹澤桂、それでもしあわせフィンランド、幻冬舎文庫、2023年

フィンランド人らしい。


フィンランドに行って感じたことは、


サウナに入っているフィンランド人はみんな、いい顔してた。

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