ヘルシンキの日常、Kotiharjunsauna(コティハルユサウナ)

帰国前夜、時間が空いたのでサウナに行ってみる。

目的のサウナに行く前に、近くのサウナを偵察。

1929年創業ヘルシンキを代表する歴史ある公衆サウナであったSauna Arla(サウナアルラ)は、2022年ロシアによるウクライナ侵攻の影響でガス料金が高騰したことにより閉業。

5倍のガソリン価格の大幅な値上げだという。
想像以上だ。

地域の文化拠点としても愛されていたというサウナアルラ、残念で堪らない。
密かに復活を願う。

サウナアルラからコティハルユサウナは歩いて5分の距離で意外と近かった。

いつ見てもわくわくするこの景色。

かわいい小さな受付。


またまたこのロッカーにお世話になります。

真新しいサウナ施設には決して出せない、汗と歴史が染み込んだロッカーの空気感が大好き。
休憩しながら談笑する風景は今もずっと変わらない。


サウナ室は相変わらず賑わっている。

ロウリュするか?
2回してくれ!
のやりとりも心地よい。

ジュワ~という、ロウリュの音も。
サウナ室はコンクリートで無機質なんだけど、それはそれで良い雰囲気を出していて、ロウリュは繊細で上質。

最上段の奥の方をふと見ると、
更に椅子が置いてあり、最々上段の7段目がある。王様席的な。
常連さんが座っていたけど、本当に「熱心」だなと思う(笑)

お馴染みの外気浴。

この景色と空気感が大好き。

サウナ、外気浴を繰り返す。

ロッカーの前のベンチに座って休憩。
壁に掛けられた写真を見ると、その歴史と愛されていることがわかる。

みんな笑顔が最高。


最後にサウナを出る際、ロウリュする。

返ってくるKiitosがLöylyのように全身を包み込み、染み渡った。

ああ、この日常いいな~

Kiitos.

Kotiharjunsauna(コティハルユサウナ)
http://www.kotiharjunsauna.fi/

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