ラウハニエミ公衆サウナから森の中を歩いて15分ほど。
ラウハニエミ公衆サウナと同じように、ナシ湖畔にカウピオヤンサウナがある。
1977年から営業しているというカウピオヤンサウナは、タンペレ市の所有で寒中水泳協会が運営している。
ここは男女共用の一つのサウナ。ドアを開けると正面に巨大なストーブが聳え立ち迫力満点。
大きな蓋が開いていて、ストーンが大量に詰め込まれている。
出典:Kaupinojan Saunaカウピノヤサウナ |タンペレ冬季水泳選手協会 (talviuimarit.fi)
左右に4段並ぶベンチは結構な高さがあり、ほぼ満員で活気に満ち溢れるサウナに圧倒される。
サウナ室内を見渡すとスモークサウナの様に、すすで真っ黒になっていた。
ロウリュするとすごい熱のパワー。
とてもじゃないけど最上段の4段目には座っていられない。
ベニヤ板のペフレッティがあって敷いていたけど、それがないとお尻が火傷するんじゃないかって思うくらい。
しかし、ジャンキーおじさんは顔を真っ赤にしながら、ロウリュを続ける。(ロウリュは2回までの注意書きああり。)
おいおいおいおいおい!
熱い熱気で思わず前かがみにしゃがみこんでしまうほど熱すぎる!
逃げるようにして、右側通行の長い階段を下りアヴァント。
湖水浴がありがたい。
真冬のアヴァントを楽しむには、あの位の熱さが必要なのかもしれないけれども。(笑)
休憩しているとマッカラのいい匂いが漂う。
マッカラは大きいソーセージのこと。外に専用のグリルがあり、セルフサービスで食べることもできる。
サウナに入っている間に焼いて休憩中食べている人も。
フィンランド人は寒中水泳、ソーセージが本当に好きなんだな。
この施設は夏より冬の方が利用者が多く、寒中水泳が多くの人にとって習慣化されているのがわかる。
フィンランド人の「熱」を感じるサウナだった。
帰りは火照った身体を冷ますように、湖上を歩いて帰る。
風が心地良かった。
Kiitos.
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