トゥルクの中心街からバスで30分ほどで住宅街に降りたつ。
住宅街の小道を進んで行く。
地域の集会所のような雰囲気を醸し出す黄色の建物。
ここは金曜日15時~18時のみオープンのトゥルクで最も古い公衆サウナ、フォーラムサウナだ。
1926年にオープンし、現在はサウナセラピストのメルヴィ・ホンギストさんが経営。
ピートマスクやカッピングセラピーなどの伝統的なトリートメントを行っている。
小さな小窓の受付で料金を支払う。
写真の他に奥の部屋にもボディケア製品が豊富に取り揃えられていた。
カッピングと言われる、伝統的なセラピーの絵。
血液と老廃物を吸い上げるというもの。
脱衣所は昔ながらの雰囲気。
鍵の調子が悪く、上手く鍵がかからず苦戦。
フィンランドの古いロッカーあるある。
サウナへ!
サウナの全室にはシャワーの他に施術台がありここでサウナセラピーが行われる。
サウナ室は4段。ベンチや壁はタイル張りになっている。4段目は奥行きがある。
ストーブはオイルで火を焚きストーンを温めていて、小さくゴォーという炎の音が聞こえる。
石の上に漏斗があって、そこに水を注ぐと、ゆっくりロウリュされじんわりと蒸気が降りてくる。
オイル式は熱のまろやかさが増す気がする。
脱衣所で水分しながら休憩。
ロッカーの上に様々な空き瓶や缶がディスプレイされていた。
おじいちゃん達がとにかく気さくで、ロウリュしてみろとか色々説明してくれたり、ヴィンテージなコイン式の体重計を体験させてくれたり、しばし交流を楽しみ、最後はいつでもまた来いよと言ってくれたりもした。
海外旅行中に地元の人と会話をすることは、リアルなかけがえのない体験。嬉しいし記憶に残るもの。
Kiitos.
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