トゥルクから南西にバスで30分ほど、ルイッサロという島にある「サーロン二エメンサウコット」という水泳場にあるサウナ。
サーロニエミは地名、サウコットはカワウソの意味。
情報が少ないサウナ。
そんな時は兎に角行ってみるべし。
事前情報を入れずに開拓するのもサウナの楽しみだ。
バスで向かったのだが、降車場所をまたしても間違え早く降りすぎた。
真っ暗な道をひたすら1時間歩く。
完璧な田舎で道は真っ暗。歩道がなく、途中からは森の中の林道。
しかも吹雪いてきた。熊やヘラジカが出てきそうな雰囲気でびびりながらサウナを目指した。
何とか到着。
えっ、開いてますか?
やってた。
この建物は受付で、サウナは別の建物で奥の海岸沿いにある。
脱衣所は完全シンプルスタイル。
貴重品BOXもない。
他の客にシャワーがどこか聞くとないらしい。
そんな時は、サウナに入る前に気合のアヴァント!
急いでサウナへ!
外はもうすでに暗く、吹雪状態だったがそんなことはどこ吹く風、サウナ内は老若男女で賑わっていた。
さすがフィンランド人。
吹雪いていてもSaunaを楽しむ。
そんなフィンランド人が好きで、そこに紛れ込んでいる自分もなかなかだなと我ながら思う。
冷えた身体に、アイススイマー達のガンガンロウリュがありがたい。
古いサウナで和やかな地元サウナな雰囲気。
夜はローカル感が高まって、このホーム感がたまらない。
1999年に設立されたウィンタースイミングクラブによって運営されているサウナ。
フィンランドは各地にアイススイミングクラブが形成されている。
十分に温まるとまた夜景アヴァント。真っ暗な海の向こう岸に工場夜景が小さく見えた。
海から上がった瞬間の身体が軽くなったようなデトックス感と身体がぽかぽかしてくる感覚が最高。
夜のローカルサウナ、アヴァントのリラックス感も好きだ。
なによりSAUNAとAVANTOを楽しむ人々が最高すぎ。
Kiitos.
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