フィンランド南西にある中心都市トゥルクは、1812年まで首都だった古都。
日本でいう京都のような都市。
早朝、ヘルシンキからバスで約2時間トゥルクに着き、バスを乗り換える。
モーニングウィンタースイミングに挑むためだ。
バスを降り、住宅街を抜け森の中を進む。
リスさんにご挨拶。
森を進む。
更に進む。
まだかよ~って一人呟く。
あれは、
木々の隙間から湖とアヴァントしている人が見えた!
鳥肌が立った!
フィンランドだな~と実感する風景に感動。
ゆっくりとアヴァントを楽しむフィンランド人が、早朝の朝焼けに染まった湖の自然に溶け込んでいて、それがとても優雅で神秘的で。
しばらく立ち止まって見惚れた。
なんとなくどこか懐かしい気がした。
ここではこんな光景が日常。
そんな日常が羨ましい。
やっと到着。
受付の方が笑顔で出迎えてくれた。
なんだか嬉しい。
トゥルクのデザインユニット、Saana ja Olliが紹介してくれたサウナ。
ヴェラヤルヴェラはトゥルク郊外のリットイステン湖の畔に佇む。
受付で貴重品を預ける。
アイスクリームも販売してて、マッカラを購入して暖炉で焼くこともできる。
脱衣所は昔からのシンプルスタイル。
横のドアを開けるとシャワー室になっていた。
更にその奥は電気ストーブのサウナ室になっていたが、この時は稼働していなかった。(普段は稼働しているらしい。)
サウナへ!
赤茶色の可愛らしい外観。フィンランドはこの手のサウナ小屋が多い気がする。
細長い室内に2段の座面に薪ストーブ。
ロウリュは一風変わっていて、ストーンの上にバケツがぶら下がっており、水を入れるとバケツがゆらゆら揺れながら、底からじょうろのようにロウリュされるバケツロウリュ。
しかし、このロウリュだと物足りないので、フィンランド人はかまわず直接ロウリュしまくり(笑)
金曜日の午前にも関わらず、若者も多くサウナ室は満室状態で賑わっていた。
それもそのはず、このサウナは古くから親しまれてきた歴史あるサウナで2019年にはウィンタースイミングのベストスポットに選ばれたという。
水着にウールの帽子、ネオプレンの手袋とブーツ姿のアイススイマーが多いわけだ。
アイススイミングもフィンランドの文化。
サウナ室の窓から桟橋、アヴァントへ向かう人々を眺める。
このサウナ室の他に、小さめの薪式サウナとテントサウナがある。(モーニングサウナ時は不稼働)
2つあるジャグジーも常時満席状態の賑わいだった。
出典:Järvelän saunat ja avantoVilla Järvelä/ Järvelän avanto – Juhla- ja kokoustilat sekä avantouintia Littoistenjärvellä (jarvela.fi)
我もアイススイマー!
朝のアヴァントは爽快感抜群。自然からパワーを貰った。
さあ、彼らに会いに行こう!
Kiitos!
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